私の好きなロック・バンド、KISSをご紹介致します。
1996年に、ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリー、ピーター・クリスのオリジナル・メンバーに、往年のメイクを施した姿で再結成され、世界中を狂喜乱舞させたのは記憶に新しいところです。
1974年のデビュー以来、常にシーンの第一線で活躍してきた彼等は、「KISS」という一つの文化を生み出してしまったのです。
KISSのライヴはとても楽しいです。一度でも彼等のライヴを観たら、必ず「もう一度観たい」と思うでしょう。
「Firehouse」では炎を噴き、ベース・ソロでは血を吐き、天井近くのステージまで飛び上がって「God Of Thunder」を歌うジーン・シモンズ。 観客席中央のステージで「Love Gun」を歌うポール・スタンレー。ギターが煙を吐き、スペシウムを放ち、宙を舞って爆発するエース・フレーリーのギター・ソロ。 一人きりのステージで「Beth」を歌い、せり上がるドラムを叩きながら「Black Diamond」を歌うピーター・クリス。 会場中を埋め尽くす紙吹雪の中、大合唱される「Rock And Roll All Nite」。KISSのライヴはロック・コンサートに収まらない、一大テーマ・パークなのです。
KISSは終始変わらぬ世界を提示し続けます。KISSの世界に心底入り込めるのは子供だけです。あるいは大人になりたくない大人だけです。 KISSのライヴの中では、子供だった自分を取り戻せます。それこそが、KISSがもたらす最大のエンタテイメントなのです。
ディズニー・ランドが夢を与え続けるように、KISSもまた夢を与え続けるのです。

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